第60回 諫早市美術展来会 初出品

私が現役の頃からお世話になっている方からのお誘い「諫早市美術展覧会」への出品、何十年振りという久しぶりのイラストレーション、この夏新型コロナ感染防止のステイホーム期間に打ってつけの話が舞い込みました。八〜九月、6点集中的に描き上げることができました。最低 B2判以上の額装にという条件のもと、原画そのものをB2判以上で描き上げれば何の問題も生じないのですが、私の絵はデザインのイメージスケッチ風なのでせいぜいA3判程度の大きさ、作業途中からスキャナで取り込みPCで加工してデータに仕上げるというもの、最後にデータを大判プリンター屋に出力をお願いして額に納め完成となります。

さて、この方法で上手く行くだろうかと事前にプリンター屋に相談、スキャン精度(最低300dpi)だけアドバイスをもらい、先ず1点だけ先に描き上げてプリンター出力テストを、結果問題なしの順調、制作に数ヶ月かかるだろうと予測していたのが余裕の2ヶ月程度で一気に2〜3年分を描き上げることができました。

いざ出品申込み及び作品搬入日、雨の上がった11月2日(火)展覧会要綱通り午前10時〜午後6時30分、諫早市美術・歴史館2階(企画展示室2・3)へ。既に駐車場は搬入車で満車状態、10〜15分空くのを待ってから作品を手に2階の会場へ、するとすでに出品者でごった返し状態でした。皆さん承知の上、要綱時間より早くから搬入に来られているようでした。

初めての私は、いろいろと先生にご指導を仰ぎながら美術協会入会手続きなどを終え、作品(連作分2点)を無事に搬入することができました。また、同会場で本当に懐かしい日展会員彫刻家のB先生ともお会いでき、それこそ私が諫早市職員として赴任間もない頃お世話になって以来の30年振りの再会でした。

私は関東の美術大学のデザイン学科を卒業してしばらく東京でデザインの仕事をしていました。その後、縁あって諫早市の企画課職員の一員として迎えてもらい、まちづくりや施設整備などの公共デザインを定年まで従事しました。その当初の事業でお会いした彫刻家でありながら美術教師をされていた先生と美術に携わったきた一人として感慨深い再会となり、諫早の地での時間が流れの速さを感じました。

JIYUJINMAC 2019

このサイトは、個人的な日常話題をダイアリー代わりにブログとして残すものです。 私は、戦後間もないベビーブーム時代に生まれた団塊の世代と呼ばれる76歳のリタイアーの身です。 現役時代から親しんで来た淡水魚釣りや音楽などを自由気ままに楽しんでいますが、これからは新たに里山暮らしをしながら自分流に残された人生を楽しみたいと思っています。

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