里山生活 #3「自家製梅干しづくり」
土用(7/29)の天日干しに間に合うよう、前もって塩漬けしていた青梅一斗樽、お隣の里山生活の知恵者ご夫妻のご指導のもと納屋の土間に寝かせていました。梅雨明けとなる土用の1週間前ご婦人の方が樽の浸かり具合をチェックに来られ、蓋を開けて “ 上等、上等!" 、" カビも無く、果肉たっぷりで味も良い " と一粒を口に入れての評価でした。私も早速真似して口に入れると、子どもの時に味わった “ あの味 ” でした。塩っぱさと酸っぱさが程よく混ざり合う、懐かしい実家の庭で摘み食いしたシワシワの柔らかい青梅でした。
梅雨明けの土用の日、不思議と " 天日干しをどうぞ " と言わんばかりの晴天になりました。ご指導をいただいているTさんご夫妻から連絡が入り、楽しみにしていた赤紫蘇の塩揉みと塩漬けしていた青梅(一斗樽)の天日干しの日が訪れました。
先ずはご夫妻宅での作業の手伝いながら見学をさせてもらい、その後実践しながら指導を仰ぐという土用の日となりました。
納屋に寝かせてあった一斗樽をウッドデッキまで運び出し、あらかじめ天日干し台にと用意していた網戸一枚をデッキの上にセットしました。予想通り一斗樽分全部、ちょうどぴったり載せることができました。そして、三日間雨もなく無事天日干しをすることができました。その間、併せて赤紫蘇を塩揉みして青梅の塩漬け汁に漬け戻して三日間待ちました。
難なく天日干しを終えると、綺麗な赤紫色にできあがった紫蘇の塩漬け汁に漬け込むことができました。9月末のできあがりが楽しみです。
[ 追記 ]
我が家では、通常(青梅)の梅干しのほか、梅のカリカリ漬け(佐賀の紅梅漬け)と自然に落ちた完熟梅の梅干し漬けにもトライしているところです。カリカリ漬けは、十年以上前に家内が一度試しに漬けたことがあり、その時の味が忘れられず再現しようと試みています。また、完熟梅の梅干しの出来上がりがどのようになるのか、楽しみです。
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