古民家再生DIY #9「納屋修理」
納屋は、1階左側が漬物部屋で右側が物置、そして2階の2室も古い物がいっぱいでした。電灯は物置だけでした。状況は、土壁が崩れ落ちそうになっていて外側の一部がトタンで覆われ、内側は古い雨戸が打ち付けられていました。床は土間のままで湿気がひどく、外の竹藪の竹が侵入している有様でした。骨組みはまだ頑丈なので、DIYで修理し物置として活用しようと思っています。
これら二つの小屋は、当初の取得交渉の際 "中身未整理のまま"という条件だったので、昭和初期の生活用品や廃品・廃材やゴミでいっぱいでした。驚いたことに、納屋の漬物部屋には何十年も放置されたと思われる漬物樽が複数残っていました。お宝発見どころか、これらを外に出して保管と廃棄に仕訳しトラック何杯も産廃に出しました。そのまま残されていた古い建具が、唯一お宝発見となりました。
さて薪小屋修理が終わると、次は納屋です。先ずは山側の漬物部屋から着手、続いて道具部屋へと。ともに窓のない土間の湿気の多い真っ暗だったので、床のコンクリート化(なんちゃって)と壁の補修を、そして窓を付けました。今回のコンクリート化は、バラス(
床上げ)の下に空きビニール袋を敷き詰め防湿効果を高めました。そして、壁に開閉できる窓を設け、風通しの良い明るい部屋に改造しました。
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